◆MolWorks+Gの概要
基本機能は、MolWorksと同等です。MolWorks+Gでは、Grid Computing技術を利用することが可能です。
◆グリッドとは?
Gridとは、ネットワーク上のコンピュータ資源を有効利用するための技術です。例えば、Grid技術を利用することによって、インターネットやイントラネットに接続している計算機やデータベースなどを、各ユーザが、シームレスかつ安全に相互利用出来るようになります。つまり、各資源や情報を飛躍的に有効活用することが可能となる、画期的な技術です。
◆MolWorks+Gの機能
材料開発支援用ソフトウェアであるMolWorksに、Grid技術を取り入れたMolWorks+Gでは、計算負荷の大きな処理を、ネットワーク上の大規模計算機上で実行させることを目的としています。計算負荷の大きな処理とは、量子化学計算や、データベース検索、大規模データ解析などです。
現在のバージョンでは、代表的な量子化学計算ソフトウェアであるGaussianに対応しています。具体的には、手元の計算機上でGaussian用入力ファイルを作成した後、ネットワーク上の計算機を選択し、ボタンをクリックするだけで、選択した計算機上でGaussian計算を実行することが出来ます。また、手元の計算機上で、計算状況の確認や、計算結果の解析を行うことが出来ます。
◆MolWorks+GのGrid技術
MolWorks+Gでは、Java Cog KitsおよびGlobus Tool Kit技術を利用しています。これらのライブラリを介して、Grid計算を実行しています。MolWorks+Gを利用することによって、ユーザは、Globus
Tool Kitのコマンドを直接用いずに、GUIを通してGrid技術を利用することが可能です。
MolWorks+G概念図
MolWorks+Gの利用状況概念図